おはようございます、橋本美香です。
以前から、ちょこちょことブログには書いていました。
数ヶ月後には引っ越しすると思う…と。
理由を話すのはもう少し待ってと言っていましたが、
今日その理由を話そうと思います。
なぜ、私が引越しようとしているのか。
その大きなきっかけとなったのは、去年の11月。
今から3ヶ月ほど前のことです。
実家の祖母に早くて3ヶ月と余命宣告がされたのです。
地域で行われる定期検診で再検査をすすめられ、
その検査ののち肺がんだと診断されました。
検査を受けたときには、ステージ4だったようです。
しかし、祖母はもう86歳。
抗がん剤治療などを受ける体力はありません。
家族や医師の方との話し合いの結果、
延命治療をすることになりました。
私はこれまで、身内が亡くなるということを経験したことがなかったので、
母から電話でこのことを知らされたときは、本当に言葉に詰まりました。
電話を切った後、泣き崩れたことを覚えています。
祖父母は、もうかなり高齢なので
いつかは亡くなるんだということを覚悟しているつもりでいましたが、
しばらくの期間は気持ちの整理をするのに、時間がかかりました。
私は、現在大学に通っているため
実家から離れて暮らしています。
実家との距離は、高速を使って車で3時間ほどの距離です。
だから、簡単に実家に帰ることはできません。
帰省するのも、年に数回。
長期休みのときぐらいです。
祖母の事を聞いたときは、まだ長期休みには入っておらず
学校の授業があったときでした。
だから、本当はすぐにでも祖母に会いに行きたいのに
勉強しなければならないこの状況に、
「なぜ、家族が余命宣告を受けたのに
呑気に勉強をしなければならないのか」と
思うようになったのです。
祖母の残り少ない時間をムダにしたくない。
出来る限り一緒にいてあげたい。
そう思って、休学を考え始めました。
休学して、できる限り祖母と過ごす。
これが私が引越をする理由です。
引越というか、今住んでいる所を出て
実家に戻るだけなんですけどね。
しかし、このことはまだ母にしか言っていません。
父や祖父母の性格上、
休学することは絶対に反対すると思うからです。
でも、いくら反対されようが
この意思を曲げるつもりはありません。
そのため今は、休学のための準備をしています。
そろそろ休学のことを他の家族にも伝えようというところまできています。
最終的には、
この考えを家族に認めてもらえたらなと思います。
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祖母が余命をうけてから、何度か実家に戻っているんですよね。
思っていたより、祖母は元気でした。
というか、いつも通りに見えました。
もしかしたら、そう見せているのかもしれません。
体が痛くなるようですが、痛み止めをもらって生活しているようです。
気が強い祖母。
小言が多い祖母。
わがままな祖母。
でも、なんだかんだ孫の兄や私には激あまで…
ジュースやお菓子をいつも買ってくれていました。
とにかく時間を大切にしたいと思います。
そして、祖母との時間を増やしたいと思います。
11月に祖母とfacetimeで話した時の写真です。
祖母の姿を残しておきたいと、思わずスクショしました。
ここに記事として残させてください。
余命宣告の後、祖母の人生について考えました。
この先、祖母が
後悔しないような人生を送るためにはどうすれば・・・
ということで、
エンディングノートを買って渡しました。
祖父のも合わせて、買いました。
しっかり使ってくれるといいなと思います。
ちなみに、この間バス停まで見送りをしてくれたときの祖父です。
なぜか、とても切なくなりました。
おじいちゃんも、おばあちゃんも大好きです。
これからも2人を大切にしていきたいです。