では、前回の話の続きからいきますね。
⇒①を読んでいない方はこちらから
喧嘩に至るまでは一瞬でした。
晩御飯が済んで、父は（祖父母の家）から（父母の家）の方に戻る時
私に、「いぬの餌をあげとけよ」と言いました。
そう言われて、私は餌をあげるために、
父の後についていきました。
父と私は大体10メートルぐらい離れていました。
私の少し先を歩いていた父は当然、先に父母の家に着きますよね。
ここで、喧嘩が始まったのです。
父が（父母の家）の玄関に着いて、
私がまだ（父母の家）に着いていない時
（つまり、まだ屋外を歩いている時）いきなり父が大声をあげたのです。
「なんだこれはー！！！！！」
「あやまれ！！！！」
何事かと思い、私は小走りで父母の家に入りました。
玄関を開けてると、
リビングのドアが開けっぱなしになっていました。
そして、父が母（母は先に、父母の家に戻っていた模様）に
怒鳴りをあげていたのです。
「どうしたの？？！！」
「何があったの？？」
私は2人に問いかけました。
話を聞くと、どうやら母が
リビングのドアを開けっぱなしにしていたことに父がキレたようです。
？？？
なんで父はそんなことで怒るの…？？？
私には、理解ができませんでした。
さらに話を聞くと、
母は（父母の家）に戻る際、卵や塩胡椒など…
手に沢山のものを持っていたようで
ドアを閉めることができず、
持っていたものを一旦置いて、ドアを閉めようとしたところで
父が帰ってきたというのです。
しかし、父はそれに対して
言い訳だ！！！と怒るのです。
なぜ、それが言い訳になるのでしょうか…
この話を聞いた方のほとんどは、
私と同様、父がおかしいと思うのではないでしょうか。
そして、父は母に対して
「俺に謝れ」というのです。
それは、違うだろと私は思いました。
母が父に対して、
何か迷惑をかけたのでしょうか。
「それはおかしいでしょ」
ついに私は父に反論してしまいました。
すると、父は
「（冷気が逃げるからストーブの）灯油代が…！！！」
というのです。
父母の家の灯油代は、祖父が払っていたので
「お父さんは払ってないじゃん」
と母は言いました。
すると父は、
「おじいちゃんが亡くなった時は俺が払うだろ、だから俺に謝れ」
と言うのです。
もう、言っている意味がわかりません。
そこから、父と母の言い合いは
どんどんヒートアップしていきます。
「お前はいつも～～だ！！！」
「なんで、素直に謝れないんだ」
なんて、低レベルな言い合いなんだと思いました。
なんで、こんな事で喧嘩になるんだろうかと本当に不思議でした。
しかし、早く私が止めないともうどうしようもありません。
今回の話を聞いて、
私はどう考えても父がおかしいと思っていたので、
本当は母に味方をしたい気持ちでした。
しかし、これもいつものパターンで、
母に味方すると、父がどうしようもなく暴れるのです。
そこで、私は
「2人ともうるさい！！！」と大声をあげました。
すると、父の怒りの矛先は私に向けられ、
「親に対して、なんだその言い方は！！！」とキレ始めたのです。
はあ？？？と思いました。
キレた時点で、
父と同レベルになってしまうことはわかっていました。
しかし、私は父に対して
「だってお父さんに対して何かお母さんが迷惑かけたわけじゃないのに、謝
るなんておかしいよ！！！」と言ってしまいました。
すると、父はさらにキレてしまいました。
「お前らはいつもタグを組んで俺はいつも…！！！」
とかなんとか、大声で怒鳴り散らすのです。
もう、いい！！！
2人とも大っ嫌い！！！
※本当はお母さん大好き❤
何を言っても無駄だと思い、
私はそう言い残した後、
母と、（祖父母の家）のお風呂に入りに行きました。
続く…